【特許庁で働く先輩：進路決定までの物語と仕事のやりがい】

大学生協オリジナル公務員講座を受講したOBOGにインタビューしました。  

先輩が公務員になるまで

受講を決めたのは、「ノリと勢い」でした

私の母校である静岡大学では、生協オリジナル公務員講座の申し込みが大学3年の4月に始まりました。当時の私は、正直なところ特別公務員になりたいという意欲があったわけではなく、かといって民間就職での希望職種も特に思い浮かばないような状態でした。

将来のために何かしらの資格を取得しておいた方がいいのかな、と思っていた矢先に公務員講座の存在も知ったこともあり、「とりあえず受けてみるか」という程度の気持ちで受講を決めました。私の周りの友人もそういう人が結構多かった印象です。
 

公務員講座で公務員の種類、職種、働き方を学んだ

生協の公務員講座では、受講生のために様々なイベントを企画が用意されています。私は公務員講座を受講する中で公務員の仕事の種類や職種、働き方があることを知りました。

現在の勤務地である「霞が関」を知ったのは、生協で開催された「夏期公務員業務研究セミナー」がきっかけでした。
日本政府の中枢を担う中央省庁が集中している場所、という事実にただただ圧倒されました。
   

公務員・特許庁を志望した時期は？ 

特許庁を志望するきっかけは、3年生の秋頃に開催されたOBOG訪問です。特許庁で働く２学年上の先輩がゲストとして来てくださいました。

 

先輩が生き生きと仕事を語る姿に憧れて

先輩の話は今でもよく覚えています。中でも「仕事は大変なこともあるけれど、やりがいがあるし、職場の雰囲気はとても良くて、アットホームだよ」というお話が一番印象的でした。中央省庁は激務だというイメージがありましたが、いい意味でイメージが覆りました。…そして『国ならではのスケールの大きな仕事』についても伺うことができました。あと、特許庁は美男美女揃いだよって話も聞いたかな（笑）とにかく、先輩のお話を通じて、「自分も特許庁で働けたらいいな」という漠然とした憧れの気持ちを持つようになりました。

動機としては大したものではないかもしれないですが、私の場合はこの先輩との出会いがターニングポイントでした。



 

公務員という仕事を選んでよかった、と思うところは？

仕事のやりがい

私は現在、産業財産権に関する一連の手続業務を支える特許庁システムを所管する部署で働いています。

今の部署に限らず、基本的にチームで協力して行う仕事が多いです。大きなイベントやプロジェクトに対して、議論を重ねながら仕事を進めることに特にやりがいを感じています。入庁５年目ともなると、責任の重い重要な仕事を任せてもらえることも多いですが、優秀で尊敬できる上司の皆さんがフォローしてくれるので、自信を持って取り組むことができています。


関連リンク
特許庁　採用情報
 

「１から勉強し直す」という働き方

どの業種にも共通して言えることかと思いますが、公務員は比較的短いスパンで人事異動があります。

私の場合は、入庁５年目で３つ目の部署です。若手のうちは様々な業務を経験して、適性を見極める傾向があるようです。部署によって業務内容は全く異なるため、異動先の業務をイチから勉強し、少しでも早く独り立ちすることが求められます。

最終的に国家公務員を選んだのも、「幅広い業務に携わりたい」と思ったからです。もちろん異動直後は分からないことだらけで大変ですが、日々の業務を通じて自分の知見が広がるのを実感できます。
 

最後に

本やWEBではわからない「体感」を

夏期公務員業務研究セミナーも、「勉強の息抜きになればいいな」くらいの軽い気持ちで申し込みました。

もし受講生の中で参加を迷っている方がいたら、「とりあえず参加してみたら？」と伝えたいです。現時点で全く興味がなくても、何か新たな発見が得られるかもしれません。やっぱり（国家公務員は）違うなと感じたとしても、それも大きな収穫です。

最終的にどんな進路に進むかはあとで悩めばいいので、今は勝手に自分の可能性を狭めるようなことはせず、視野を広げ、多角的な視点を持って行動してほしいですね。応援しています！


関連リンク：
先輩が働き始めて感じる「学生のうちからやっておけばよかった」こととは？
【特許庁で働く先輩：働き始めてから苦労したこと】

 
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大学生協オリジナル公務員講座の情報はコチラ

名古屋大学：名大生のための公務員試験合格対策講座 静岡大学：公務員試験対策講座 三重大学：オリジナル公務員講座 岐阜大学：公務員試験対策学内講座 愛知教育大学：愛教大生のための公務員試験対策講座
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