2024-09-26
【厚生労働省で働く先輩:進路決定までの物語と仕事のやりがい】
大学生協オリジナル公務員講座を受講したOBOGにインタビューしました。今回は厚生労働省で働く先輩です!
子育ての相談窓口の充実化や児童相談所の体制強化など児童虐待の防止及び傷ついたこどもたちへのケア等に関する制度を所管しています。また、最近社会的に知られるようになってきた「ヤングケアラー」への支援も行っています。
私はまだ1年目なので、課の窓口として依頼された仕事を適切な係に振り分けることや自治体や一般の方などから来る疑義照会の回答、府令の改正等の業務を担っています。
そんなモヤモヤを抱えた中で官庁訪問は進んでいき、厚生労働省を訪問した際に、自分の関心等に合わせて選りすぐった職員の方々と面接をさせていただきました。その中で、こどもを支援していくためには、その保護者や住んでいる地域、そして社会全体を見て、障壁となっている部分を取り除いていくことが必要であり、厚労省はあらゆる角度からアプローチできるだけの政策をもっているということを伺いました。
具体的な厚労省の政策と自分が抱いていた課題感とがつながり、スッと心のモヤモヤが晴れる感覚がして、ここで働きたい!と思いました。
所管分野に関する本や児童相談所などへの視察などを通じて、今まで自分が体験したことがないほど厳しい環境にいるこどもたちがいることを学び、自分が携わっている仕事の重大さを痛感しました。ボランティア活動のように目の前のこどもたちに手を差し伸べることができないもどかしさを感じることは多々ありますが、法令や予算などを通じて、こどもたちが安心して暮らせる社会をつくる後押しすることが行政の役割であり、それを視察のときに具体的にどのように活用されているのかを知ったときは感動しました。
(あと、上司の随行で国会議事堂に行き、国会議員の方とお会いしたときは一番国家公務員なったことを実感しましたね笑)
国を動かすような仕事をしている、超ブラックで残業がめっちゃ多いなどなど良いイメージもあれば、悪いイメージもあるかと思います。私もまだ入省して数か月しか経っていないので、偉そうなことは言えませんが、皆さんが抱くイメージはおそらく半分合っていて、半分間違っています。必ずしもイメージ通りの仕事はできないかもしれませんが、自分の想い、本音をぶつけられる同期や先輩、上司などに巡り合える職場はなかなかないと思います。ぜひ、自分なりの強い信念をもって、霞が関の門戸を叩いてみてください。
皆さんと一緒に働ける日を心からお待ちしております!!
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名前:S.N
所属:厚生労働省(現在はこども家庭庁に出向中)
出身:名古屋大学法学部
一言:1年間の就職浪人を経て、厚労省に入省しました!就職浪人中は、貧困家庭のこどもたちの居場所兼学習支援のボランティアで活動しつつ、スーパーの魚売り場で魚を捌いていました!
所属:厚生労働省(現在はこども家庭庁に出向中)
出身:名古屋大学法学部
一言:1年間の就職浪人を経て、厚労省に入省しました!就職浪人中は、貧困家庭のこどもたちの居場所兼学習支援のボランティアで活動しつつ、スーパーの魚売り場で魚を捌いていました!
現在のお仕事
仕事内容
現在は、こども家庭庁に出向して、「児童虐待防止対策」に取り組んでいます。子育ての相談窓口の充実化や児童相談所の体制強化など児童虐待の防止及び傷ついたこどもたちへのケア等に関する制度を所管しています。また、最近社会的に知られるようになってきた「ヤングケアラー」への支援も行っています。
私はまだ1年目なので、課の窓口として依頼された仕事を適切な係に振り分けることや自治体や一般の方などから来る疑義照会の回答、府令の改正等の業務を担っています。
進路選択の決め手は?
モヤモヤ感が晴れた瞬間
ボランティア活動を通じてこどもたちと接している中で、官庁訪問直前までずっと自分の中に言語化できないモヤモヤ感がありました。そんなモヤモヤを抱えた中で官庁訪問は進んでいき、厚生労働省を訪問した際に、自分の関心等に合わせて選りすぐった職員の方々と面接をさせていただきました。その中で、こどもを支援していくためには、その保護者や住んでいる地域、そして社会全体を見て、障壁となっている部分を取り除いていくことが必要であり、厚労省はあらゆる角度からアプローチできるだけの政策をもっているということを伺いました。
具体的な厚労省の政策と自分が抱いていた課題感とがつながり、スッと心のモヤモヤが晴れる感覚がして、ここで働きたい!と思いました。
今の仕事のやりがい
入省前の配属希望調査でこども家庭庁への出向を第一志望とし、ありがたいことに官僚としての第一歩を念願のこども行政から歩み始めることになりました。所管分野に関する本や児童相談所などへの視察などを通じて、今まで自分が体験したことがないほど厳しい環境にいるこどもたちがいることを学び、自分が携わっている仕事の重大さを痛感しました。ボランティア活動のように目の前のこどもたちに手を差し伸べることができないもどかしさを感じることは多々ありますが、法令や予算などを通じて、こどもたちが安心して暮らせる社会をつくる後押しすることが行政の役割であり、それを視察のときに具体的にどのように活用されているのかを知ったときは感動しました。
(あと、上司の随行で国会議事堂に行き、国会議員の方とお会いしたときは一番国家公務員なったことを実感しましたね笑)
最後に
自分なりの「強い信念」をもって
皆さんが官僚に対して抱くイメージはどんなものがあるでしょうか?国を動かすような仕事をしている、超ブラックで残業がめっちゃ多いなどなど良いイメージもあれば、悪いイメージもあるかと思います。私もまだ入省して数か月しか経っていないので、偉そうなことは言えませんが、皆さんが抱くイメージはおそらく半分合っていて、半分間違っています。必ずしもイメージ通りの仕事はできないかもしれませんが、自分の想い、本音をぶつけられる同期や先輩、上司などに巡り合える職場はなかなかないと思います。ぜひ、自分なりの強い信念をもって、霞が関の門戸を叩いてみてください。
皆さんと一緒に働ける日を心からお待ちしております!!
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名古屋大学:名大生のための公務員試験合格対策講座 静岡大学:公務員試験対策講座 三重大学:オリジナル公務員講座 岐阜大学:公務員試験対策学内講座 愛知教育大学:愛教大生のための公務員試験対策講座
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